オーストリアへの入国および税関規制
日本、英国、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドからの旅行者は、2025年春以降、ETIAS渡航認証が必要となりますのでご注意ください。詳しくは こちらをご覧ください。
シェンゲン協定加盟国との陸路国境では、原則として入国審査は行われません。ただし、抜き打ち検査の際に身分証明書を提出できるよう、旅行者はシェンゲン協定加盟国内でパスポートなどの旅行書類を携帯する必要があります。
親のパスポートに記載された子供の情報は無効となるため、子供にはそれぞれ 身分証明書（IDカードまたはパスポート）が必要です。
スイス国籍の旅行者は、オーストリア入国の際、身分証明書または 有効期限が5年以上経過していないパスポートが必要です。
詳細はこちら： ベルンのオーストリア大使館
ドイツ連邦共和国の国民は、オーストリアに入国する際、有効な 身分証明書またはパスポート(有効期限が1年以上経過していないもの）が必要です。
詳細はこちら ベルリンのオーストリア大使館
オーストリアへの入国に必要な書類についての詳細情報はこちらでご確認ください。オーストリア入国.
オーストリアはシェンゲン条約加盟国です。日本国籍者は観光目的での滞在に限り、6ヶ月以内の滞在ならばビザが不要です（ただし2025年春より、ETIASの取得が必要です）。シェンゲン条約加盟国間で国境を越える際は、パスポートコントロールはありません。
シェンゲン条約加盟国への渡航には、日本の外務省から過去10年以内に発行されたパスポートが必要です。パスポートの有効期間は、シェンゲン加盟国を出国時3ヶ月以上残存している必要があります。また、空白ページが2ページ以上必要です。
6ヶ月を超える長期滞在、または観光以外の目的で滞在される場合のビザ等に関する情報は、下記のオーストリア大使館までお問い合わせください。
在日オーストリア共和国大使館
ホームページ
原則として 税関検査は 行われませんが、抜き打ち検査が実施される可能性はいつでもあります。
EU加盟国から他のEU加盟国への直行便の場合（第三国での途中降機なしの場合）、EU旅行者出国ゲートを利用することができます。
注意：旅行がEU域外の国で開始された場合、および、オーストリアに入国する前に他のEU加盟国で途中降機／通過滞在をした場合、第三国からの旅行者に対する規定が適用される。
EUにおける 商品の自由な移動に関する詳細。
日本から入国した場合
タバコ製品やアルコール飲料は、個人使用の場合に限り免税されます。 下記の基準量を超える場合は、個人使用目的であることを証明する必要があります。
タバコ製品:
タバコ：200本
シガリロ（単位重量3gまで）：100本
葉巻：50本
アルコール飲料 （17歳以上）
蒸留酒など22度を超える酒類：1ℓ
ビール、スパークリングワイン、またはアルコール度数22%未満のワイン以外の酒類 2ℓ
スパークリングワイン 2ℓ
ワイン：4ℓ
ビール：16ℓ
陸路でオーストリアに入国する場合、EU諸国からとそうでない国からの場合では免税になる持ち込み量が違いますのでご注意ください。
この金額の範囲内で、たばこは800本、その他の形状では250ｇまで免税です。
1万ユーロ以上の現金を携帯して出入国する場合は税関に届け出が必要です。
その他の商品については、以下の通りの免税限度があります：
陸路入国の場合: 合計300ユーロまで
航空旅行者の場合: 合計430ユーロまで
15歳未満の旅行者の場合、これらの免税限度は一般的に150ユーロに減額されます（交通手段に関わらず）。複数の旅行者がそれぞれの免税限度を合算することはできません。
滞在中に使用するための旅行用品は、免税され、かつ非公式に持ち込むことができますが、輸入禁止品がないことが条件です。
中央照会事務所/税関
クラーゲンフルト・フィラッハ税関事務所
Ackerweg 19
9500 フィラッハ
電話 +43 (0) 50 233 740
電子メール zollinfo@bmf.gv.at
以下の点にご注意ください。
一人当たり最大5匹まで持ち込むことができます。
各動物は マイクロチップで識別される必要があります。ただし、2011年7月3日以前に彫られたタトゥーは、はっきりと読み取れるものであれば有効です。
各 動物は、担当機関によって認可された獣医が発行したペットパスポートを所持していなければなりません。このパスポートには、その動物が有効な狂犬病ワクチン接種を受けていることが示され、必要に応じてブースター接種の情報も含まれていなければなりません。狂犬病ワクチンは、基本免疫が完了した後21日間有効であり、その後定期的にブースター接種を受けている場合に限ります。
入国に関する詳細、狂犬病予防接種の有効性、子犬の入国要件については、連邦社会保健省のウェブサイトをご覧ください。 連邦社会問題・保健・介護・消費者保護省. また、第三国からオーストリアへのペットの入国および再入国に関する情報も掲載されています。
オーストリア滞在中は、リードと口輪の携帯が義務付けられています。 リードや口輪の義務に関する規定は、各コミュニティの責任であり、全国的な統一された法律はありません。選択した休暇先の観光協会に問い合わせると、その地域の具体的な規則についての情報を得ることができます。
一般的には、オーストリアの犬の飼い方に関する法律がベースとなります。
その抜粋：
現地では、リードまたは口輪の着用が義務付けられています。バス停や公共交通機関、学校、幼稚園・保育所、子供の遊び場、および、ショッピングセンターや入浴施設、イベント会場などの人が多く集まる場所では、必要に応じて、または必ず、リードと口輪の両方が義務付けられています。
警察犬、補助犬、救助犬、訓練された狩猟犬、特定の人の助けとなる犬（例：視覚障碍者のための盲導犬）は、これらの規制から除外されます。
市町村は条例によって次のことを定めることができます。
放し飼いまたは口輪の義務が適用されない地域（フリーランニングエリア）
放し飼いおよび口輪の義務が適用される地域
地域内において、犬の同伴が一般的に禁止されている場所（犬禁止区域）
地域外でもリードまたは口輪の着用が義務付けられている場所