インスブルックの見どころ
チロルの州都インスブルックは、中世の面影をたたえるアルプスの帝都。夏期はハイキング、冬期はウインタースポーツの拠点として理想的な街です。カルチャー・フェスティバルも数多く開催。
黄金の小屋根
旧市街の中心、騎士の馬上槍試合など広場でのイベントを楽しむため、マクシミリアン1世が建設させたロジェで、金箔を施した2657枚の銅板が屋根を飾ります。
市の塔
高さ57mの展望台から、市街とアルプスのパノラマを楽しむことができます。
王宮教会
1553〜63年、皇帝フェルディナンド1世の下で建設された。ルネサンス・オルガンは、世界で最も名高い5つのオルガンのひとつに数えられます。
王宮
1460年頃、チロルの領主であったジークムント太公と、ハプスブルク皇帝マクシミリアン1世の下で後期ゴシックのスタイルで建設されました。1754年~73年にマリア・テレジアによってバロック様式に改築されたためミニシェーンブルンの味わいを持っています。その時期に豪華な大広間、礼拝堂、サロンなどが増築されました。1765年にはレオポルド2世とマリア・ルドヴィカの婚礼が行われました。
ドーム(聖ヤコブ寺院)
チロルの重要なバロック教会のひとつで、フレスコ画と飾り漆喰、中央祭壇にはルーカス・クラナハの聖母像が見られます。
マリア・テレジア通り
女帝マリア・テレジアに因んで名づけられた、豪華なショッピングストリートであるマリア・テレジア通りは、南は凱旋門から北は旧市街まで続いています。聖アンナ記念柱を視界に入れながら見るノルトケッテの山々と旧市街方面を見る眺めは、他にはない素晴らしいものです。
聖アンナの記念柱
スペイン継承戦争の折り侵入したバイエルン軍が聖アンナの日に撤退したのを記念して建てられたもの。背後にノルトケッテがそびえる景観は印象的で、世界的に知られています。
凱旋門
皇帝レオポルト2世の婚礼を記念して1774年に建てられました。
アンブラス城
緑豊かな丘の中腹にある城は11世紀に起源し、フェルディナンド2世がルネサンス様式で改築・拡張しました。美術品のほか珍品・逸品を集めたコレクションの数々が展示されています。
アルペン動物園
アルプス地方に生息する動物を自然状態に近い環境で飼育するユニークな動物園。
チロル州立劇場
オペラ、コンサート、ミュージカルなど、7・8月を除き音楽会が催されています。
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インスブルックの市庁舎の上階にあるカフェ・バーは、360度ガラス張りで雄大なチロルアルプスのパノラマが楽しめるカフェ・バー。詳しくは→ www.rathausgalerien.at