オーストリアの大晦日/新年の祭り

新年をスタイリッシュにスタートさせるために、ウィーンではホーフブルク王宮などで開催される舞踏会に参加したり、オペラを観たり、各都市で行われるニューイヤーコンサートに行ったりするのは特別な体験です。もちろん、オーストリア各都市や町の街角で新年を楽しく祝うも最高です。

大晦日にオーストリアへお出かけですか?それは最高です!オーストリアは、新年を迎え、国中でお祭り騒ぎをする場所です。花火、コンサート、舞踏会、パーティー、何でもあります。そして、真夜中に泡のグラスを片手に街角でワルツを踊るのが夢なら、なおさらです。

ウィーンスタイルで新年を迎える

ウィーン:大晦日のウィーン市内は、毎年100万人もの人々が集まる大規模なパーティーゾーンとなります。ウィーンの シルヴェスタープファド「大晦日の小道」は12月31日午後2時から1月1日午前2時まで、路上でコンサートを楽しみ、ワルツや最新ヒット曲に合わせて踊り、真夜中には教会の鐘の音とともに花火が打ち上げられます(街の半分の人々が路上で青きドナウ・ワルツを踊ります!)。小道沿いには、こぶたやシャムロックや煙突掃除屋のミニチュアなどを売る露店が並びます。オーストリア人は縁起物に目がありません。その他、正月(そして他の冬の日)に皆が大好きなホットワインとパンチ酒で体を温めましょう!

室内でカウントダウンを楽しみたい方には、大晦日にウィーン・ホーフブルク王宮でシルヴェスター舞踏会 が開催されます。また、大晦日と元旦には ウィーン国立歌劇場フォルクスオーパーのガラ公演、こうもりがあります。。

オーストリアの各都市の祝祭

お祝いの習慣があるのはウィーンだけではありません。大晦日には全国各地でパーティーが開かれます。 例えばインスブルックでは、旧市街でブラスバンドのパレードや夜のファンファーレが行われ、建物のファサードには芸術的な光のディスプレイが映し出されます。花火やレーザーショーを見るには、インスブルックの周辺の山々、例えば ノルトケッテなどが最適です。

ザルツブルクでは、レジデンツ広場で生演奏が行われ、町中で花火が打ち上げられます。また、ホーエンザルツブルク城塞では伝統的な「新年の祝砲」が放たれます。

グラーツでは、毎年恒例のレーザーショーやメイン広場でのDJパフォーマンス、そして市内のバーやクラブでのパーティーで新年を迎えます。リンツでは、地元の人々や観光客が中央広場やドナウ川、シュロスベルク山やペストリングベルク山に集まり、花火を楽しみます。

ウィーン・ニューイヤー・コンサート

昔からウィーンフィルハーモニー管弦楽団ウィーン・ニューイヤー・コンサートで、ヨハン・シュトラウス一家とその同時代の作曲家たちの膨大なレパートリーの中から、賑やかで、同時にノスタルジックな音楽プログラムで元旦を祝うのが、長年の伝統となっています。ウィーン・ニューイヤー・コンサートは、ウィーン楽友協会で聴衆を楽しませるだけでなく、世界的にも高い人気を誇っています。

チケットは砂金のようなもの。実際の座席数よりもはるかに高い需要があるため、毎年抽選になります。ご興味のある方は こちらをご覧ください。チャンスをお待ちください。

ウィーン・ニューイヤー・コンサートは、PBSネットワークおよび BBC 2 で衛星放送され、伝統的に90カ国以上で約5000万人の観客を魅了し、世界で最も有名なクラシック・コンサートとなっています。

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