オーストリアのショッピング
食品をお土産に
マンナー ヘーゼルナッツ ウェハース
「すべての人のためのチョコレート」が、ヨーゼフ・マンナー I世のモットーでした。1890年、チョコレートの品質と値段に不満だったマンナーは、自分でチョコレートを作ろうと決心しました。1898年に売り出したヘーゼルナッツ・ウェハース「ナポリターナー・シュニッテ(Neapolitaner Schnitte)No. 239」は、やがて世界を制覇します。「ナポリターナー」という名は、ウェハースに入れられたヘーゼルナッツの産地イタリアのナポリに由来しています。
成功に導いた独自のレシピによって、ヨーゼフ・マンナーのチョコレート工場は、オーストリア・ハンガリー帝国で有数のチョコレート会社に成長しました。この一口サイズのスナックの基本的なレシピは、4層のウェハースの間にヘーゼルナッツ・クリームを挟んだもので、それは現在も変わりません。
オーストリアのマンナー直営店には、懐かしい館缶入りのマンナー・ナポリターナー・ウェハース、オリジナル・マンナー・ウェハースなど、たくさんの種類のお菓子があります。これらは他所では手に入りませんのでギフトとして最適です。マンナーの直営店は、ウィーンのシュテファンスプラッツ広場とウィーン空港にあります。他には、ウィーン工場、ヴォールカードルフとペルグにあります。
www.manner.com
モーツァルトクーゲル
モーツァルトの顔の絵が付いているザルツブルグ・モーツァルトクーゲルの箱は、オーストリアが提供する最高のものを組み合わせています:歴史、音楽、伝統。
1890年、ザルツブルクの菓子職人パウル・フュルストは、今や世界中で有名になったザルツブルク・モーツァルトクーゲルを生み出しました。緑色のマジパンを上質のヌガーで包み、ダークチョコレートでカバーした丸いチョコレートです。第二次世界大戦後にはすでに何百万個も製造され、世界中に輸出されていました。そしてその上品な味は世界のグルメに愛されてきました。フュルストの菓子店はアルター・マルクト、ゲトライデガッセ通り、ミラベルプラッツにあります。オリジナル・モーツァルトクーゲルは手作りのため、大量生産はできなく、スーパーマーケットやオンラインで販売できる種類のお菓子ではありません。
ツォッター・チョコレート
シュタイヤマルク州のブレグルでは毎年500トンものチョコレートが約150種類のチョコレートに加工されています。
ヨーゼフ・ツォッターは手作りのチョコレートとそれまで存在すらしていなかった味のコンビネーションの実験を行いました。チョコレート研究家であり、同時に味のアーティストでもあるヨーゼフ・ツォッターは「かぼちゃの種・マジパン」と「ハンフ・モカ」を創作した後に自らのチョコレート工房を作り、「味わいの王国」を築き上げました。
ツォッターの創作菓子にはインスピレーションと実験の喜び以外にも高貴な挑戦が含まれています。 オーガニックであることとフェアトレードが一切の妥協をせず貫かれていて、ヨーロッパを見渡しても唯一無二である「豆からチョコレートバーへ」のフィロソフィーが実践されています。チョコレートは原料である豆から商品になるまでの全ての製造過程がチョコレート工で行われています。芸術家アンドレアス・H・グラッツェによる様々なデザインが包装紙に登用され、多種多様な商品が生まれています。手作りのピーナッツ・ケチャップ・チョコレートはいかがですか?ヨーゼフ・ツォッターのところでないものはありません!3種類のガイドコースが創作チョコレートの王国に案内してくれます。www.zotter.at
伝統の健康食品 カボチャのシードオイル
「高級食品生産国オーストリア」を代表する味の名品で、「黒い黄金」とも呼ばれるシュタイヤマルクの特産品、それがパンプキンシードオイルです。香りか味か、それとも100%自然食品かを求めると、1本のボトルだけを買うのは難しいでしょう。 シュタイヤマルク産のカボチャオイルは伝統的にあらゆる種類のサラダのドレッシングに使用されますが、スープ、パスタ、ライス料理、ソース、スプレッド、デザートなど、他のさまざまな料理にも一層の風味を添えてくれます。オイルはシュタイヤマルク産のカボチャから作られています。種子は洗浄され、乾燥され、粉砕され、種子粉に微粉砕されます。 1リットルのカボチャ・シードオイルを入手するには、30〜50個のカボチャの種子が必要です。
南シュタイヤマルクのワグナにあるペルツマンは既に70年、カボチャの種子を原料とするパンプキンシードオイルを生産しています。出発点は小さな家族経営でしたが、今では世界をリードするメーカーとなりました。ここでは、長い歴史を誇る伝統の製法が、最新のハイテク技術と見事に結合されています。シュタイヤマルク特産カボチャのソフトな種子のみが、このオイルの原料です。成分を損なうことなく丁寧に生産された奥深い濃緑色のオイルには、ナッツ類の風味と独特の香ばしいアロマがあります。
ペルツマンのオイルは、カボチャの種子のみを原料に、一切の添加物を含まない純粋のバイオ製品です。
www.pumpkinseedoil.cc
オーストリアで最も人気の高い市場
ウィーン
ナッシュマルクト
ウィーンのナッシュマルクトで世界一周するのに80日間は不要です。ちょっと世界の味を楽しむだけなら4分間でも大丈夫です!
「ウィーンの胃袋」と呼ばれる食品市場は18世紀以来存在し、ウィーン市内最大規模のものです。ナッシュマルクトは月曜から土曜までオープン、そぞろ歩きや見物、新発見、味覚の探訪に最適です。もちろん、ここでは調理と食事に必要な食品・食材が全て揃っています。 主要なレパートリーは青果物、精肉、魚介類、パン、チーズなどですが、加えて、イラン産キャビア、寿司、カキなど世界各国の味覚が供されています。その中心はスロヴェニア、クロアチア、セルビアなどのバルカン半島諸国、ギリシャ、トルコ、日本、中国です。 散策中、空腹に耐えられなくなっても大丈夫。ナッシュマルクトには、レストランがいくつも営業しています。さらに毎週土曜日には、ナッシュマルクトに隣接する広場で、ウィーンで最も知名度が高く最大規模のノミの市が開かれます。
ブルンネンマルクト
ナッシュマルクトは、ウィーンを訪れるすべての人必見の市場です。もし観光コースを外れた所を見たいのであれば、ウィーン・オッタークリンクにある、多文化的なウィーンが体験できるブルンネンマルクトがお薦めです。ブルンネンマルクトは、タリアシュトラーセ通りとオッタークリング通りの間にある、オリエンタルバザールという言葉がピッタリの市場です。ここには、特にトルコ系住民が多いウィーンの、移民社会の人々向けのさまざまなものを売るたくさんの店があります。この市場の歴史は、1786年まで遡り、当時の皇帝ヨーゼフII世が噴水(ブルンネン)の周りに市場を作ることを承諾したのがその始まりです。1880年には、馬車が通れる道に改修するために、噴水は取り壊わされましたが、市場と名前は残りました。ブルンネンマルクトは、ウィーンで最後の路上市場の一つで、露店は夕方には解体され、また次の朝に組み立てられます。この市場を訪れる一番いい時間帯は、お店が商品を売りつくすために安売りを始める遅い午後です。お腹を満たしたいのなら、市場にはいろいろなエスニックフードを売るスナックスタンドが多数あります。
ヴィクトア・アードラー・マルクト
ウィーンのファヴォリーテン地区の特に本格的な市場は、125年の歴史を持つヴィクトア・アードラー・マルクトで、果物や野菜、厳選されたワインなど、多種多様な料理が楽しめます。 時間をかけて、見たり、探索したり、いろいろなものを発見してください。 あらゆる種類の地元のデリ、トルコ料理、ギリシャ料理、インド料理が食せる店や屋台が、連なっています。 夏には、この市場は屋台が日傘や日よけによって太陽から保護されているため、散歩するのに快適な場所です。
ザルツブルク
シュランネンマルクト
ザルツブルクのシュラーネンマルクトは、ミラベル宮殿の反対側にあり、ウィーンのナッシュマルクトやブルンネンマルクトと並ぶ、オーストリアで3番目に大きな路上市場です。花々、革製の衣服、健康食品のほか、ウナギからプラムに至るまで、たくさんのおいしいものが売られています。ここで売られている食肉や乳製品のほとんどは、売り手自身が生産したもので、喜んで味見をさせてくれます。その他にも、フライドチキンからクルーラー(ねじりドーナツ)など、さまざまなスナックを売るたくさんのスタンドがあります。
カピテルマルクト
多くの観光客が集まるホーエンザルツブルク城塞の麓にあるカピテルマルクトは、立地が良いのもあり多くの人々を惹きつけています。大聖堂と歴史あるサンクト・ペーター墓地の間に位地するカピテルマルクトでは、お土産品やギフト、ちょっとした美味しい食べ物を売っています。
チロル
ハルの陶芸市
チロル州にある中世の街ハルでは、毎年チロルで最大の陶芸市の一つポッターズ・マーケットが開かれ、オーストリアと近隣諸国からさまざまな陶器が集まります。子供たちも、どのようにして粘土の塊から美しい花瓶が作られるのかを学んだり、新しく得た技術を試したりすることができます。また、陶芸家のマイスターが、彼らの芸術作品がどのようにして出来上がるのかを、その工程を一つ一つ説明しながら、作り方作を解説してくれます。ポッターズ・マーケットは、ハルの中心にあるオーベラー・シュタットプラッツ広場で開かれます。
インスブルックのフリー・マーケット
州都インスブルックでも、チロル州最大の陶芸市の一つポッターズ・マーケットと、州最大のノミの市が開催されます。ノミの市では、毎週土曜日に多数の売り手と買い手、それに冷やかしの人々が、美しいアルター・ハーフェンで出会います。雨に備えて、ノミの市は屋内で開かれます。このマーケットの伝統を守るために、営利目的の売り手は、全体のわずか五分の一に抑えられています。このマーケットの売り手は、アジア、アフリカ、ヨーロッパからと、国際色豊かで多彩です。
リンツ
リンツのハウプトプラッツ広場で開催されるノミの市
毎週土曜日、リンツのハウプトプラッツ広場が、さまざまなガラクタや珍品、例えば、古い人形から煌めくシャンデリアなどを売る市場に変身します。このノミの市は、11月から2月まで新市庁舎の前で開催されます。
ケルンテン州
ウルスラマルクト市場
ウルスラマルクト市場には、700年にも及ぶ長い伝統があります。クラーゲンフルトの見本市会場には、約330店の売り手が集まり、陶器や木製玩具などの商品を販売します。子供向けのふれあい動物園や、ソーセージや焼き栗、ホット・ワイン(マルド・ワイン)などを売る店も出ます。ウルスラマルクト市場は、いつも10月、聖ウルスラの祝祭日10月21日前後に開催されます。
フィラッハの陶芸市・陶器市
ケルンテン州のもう1つの伝統となっている市場は、人気の高さは歴史よりも質の高い手工芸品によるもので、アルペン・アドリア・陶芸市です。 1988年以来、フィラッハはこの非常に有名な陶磁器と陶器の市場を主催しています。 毎年、ヨーロッパ各地から約80人の陶芸家が集まり、自宅や庭のアイテム、装飾陶器、ホームアクセサリー、陶器、陶器、装飾品、各種陶器、宝飾品などを展示しています。 市場は、国際的な陶芸の展示会で賞賛されています。
サンクト・ファイトのヴィーゼンマルクト
サンクト・ファイト・アン・デア・グランで行われるサンクト・ファイト・ヴィーゼンマルクトは、ケルンテン州最大の伝統的なイベント遊園地です。 ほぼ650年にわたって、イベントは9月の毎週土曜日に開催されています。 ヴィーゼンマルクトは、街を通るカラフルなパレードから始まり、そこにはサンクト・ファイトのすべての文化保護クラブが参加します。 「メッセンジャー」がルールを読み終えると、10日間のフェスティバルが始まります。 遊園地やマーケットの規模が大きくなったため、市場は伝統的な特徴の一部を失ってはいます。 それにもかかわらず、ヴィーゼンマルクトには、大規模な農業ショー、動物市場、ノミの市、アンティーク市がまだあります。 このイベントには州内ばかりか、近隣のイタリア、スロベニアから約50万人の訪問者を集めています。
グラーツ
カイザー・ヨーゼフ・プラッツ広場で開催されるファーマーズ・マーケット
地中海風のライフスタイルが特徴のグラーツでは、訪れるといつも南国に近づいたような気持ちなります。特に、この感覚はカイザー・ヨーゼフ・プラッツ広場で開かれる、ヘルシーな地元の生産品、例えば、精肉、チーズ、野菜や果物などが購入できる、小規模でフレンドリーなファーマーズ・マーケットを訪れると強く感じられます。ここで見逃してはいけないものに、高く評価されているシュタイヤマルク州の特産品で、焙煎したカボチャの種を圧縮抽出したパンプキン・シードオイルがあります。
レントプラッツ広場のファーマーズ・マーケット
地元の栽培者や生産者が彼らの新鮮な生産物を販売するために、レントプラッツ広場のファーマーズ・マーケットに直接持ち込みます。夏の午後を快適に過ごすには、涼しい日陰があるビアガーデン、例えば、ガストハウス・レントプラッツル(Gasthaus Lendplatzl)でゆったりと腰を下ろして、活気あふれる多彩なファーマーズ・マーケットの様子を眺めて過ごすのは楽しいひと時です。グラーツの郊外居住者の間では、レントプラッツ広場は古風な居酒屋と同じくらい、昔から人気のある待ち合わせ場所でした。
グラーツ・フェッツェンマルク
シュタイヤマルク州のノミの市は、「フェツェンマルクト」と呼ばれています。その名の由来の訳は明らかですが、だからと言って、買える物がガラクタと古いぼろ服と決めてしまうのは早計かも知れません。それどころか、古い腕時計、磁器、小さな骨董品、ランプ、古書や古い絵ハガキセットなど、コレクターのハートがときめく品々が売られています。このマーケットは、女帝マリア・テレジアが市をたてる権利を承諾した1749年以来開かれています。その間、この最大のノミの市は、本物の街の市場として地位を築き上げました。冷やかしも買い物もしないお腹の空いた人は、午前5時から朝食が食べられるという別の楽しみもあります。その後、食品を売る屋台も開店します。これらの店では、ローストポーク、ソーセージ、フライドチキンやケバブなどを売っています。フェッツェンマルクトは、フレーリッヒガッセ通り(Fröhlichgass)のグラーツ・メッセの駐車場で開かれます。
各州都の最も長いショッピング・ストリート
ウィーン
マリアヒルファー・シュトラーセ通り
国鉄西駅の近くにある、地元の人から愛情を込めて「マヒュ」と呼ばれているマリアヒルファー・シュトラーセ通りは、数あるショッピング街の中でも、最もショップやお店がたくさん軒を連ねる通りです。この通りには、ほとんどすべての主要デパートがあり、衣服、革製品、家具、アクセサリー、本や文房具などを販売しています。これらの大型店の間に隠れて、小さなお店がさまざまな面白い商品を売っています。居心地のよいストリート・カフェでは、ウェルカム・ブレックファーストを提供していますので、ちょっと立ち寄って、買い物で疲れた足を休めるには最適です。カフェでは、有名なウィーンの「ゲミュートリッヒカイト(居ここちよさ)」を試してください。マリアヒルファー・シュトラーセ通りの約半分の距離を走る地下鉄もありますので移動も楽です。中世の時代には、このオーストリアで最長のショッピング街ができた場所でワイン用のブドウが栽培されていました。現在の通りの景観がつくられたのは、町づくりの時代(19世紀の末期以降)まで遡ります。
ラントシュトラーサー・ハウプトシュトラーセ通り
ケルントナー通りと共に、ウィーン3区にあるラントシュトラーサー・ハウプトシュトラーセ通りは、首都ウィーンで2番目に大きなショッピング街です。80年代に通りが改修される時に地下鉄が導入され、通りの配置がより魅力的なものに生まれ変わりました。現在、ラントシュトラーサー・ハウプトシュトラーセ通りは、並木のある幅の広い歩道と、これはショッピング街として最も大切な点ですが、たくさんの店が集中して軒を連ねています。もし、ショッピングの合間に一息入れて充電したいのなら、ラントシュトラーサー・ハウプトシュトラーセ通りにあるロッフス・マルクト市場(Rochus Market)が食欲を満たしてくつろぐには最適の所です。
ファヴォリーテンシュトラーセ通り
ウィーン10区、ズュートチロラー・プラッツ広場の近くにあるのが、歩行者専用のファヴォリッテンシュトラーセ通りです。2005年に造り直されたこの通りの特徴は、ゆったりとリラックスできるベンチが設置されていることです。ベンチに座り、噴水からほとばしる水の動きを眺めながら、我を忘れて癒されてください。
リンツ
ラントシュトラーセ通り
リンツのラントシュトラーセ通りは、ウィーンのマリアヒルファー・シュトラーセ通りに次ぐ、オーストリアで二番目に大きなショッピング街です。この通りは、多数の店があるバロック様式の広場から始まり、リンツの中心街を貫き、ブルマウ分岐点へと至ります。ラントシュトラーセ通りから至近距離には、オーストリア最大の教会、新ドームがあります。ラントシュトラーセ通りは鉄道駅にも近くて便利です。この通りには、国際的なブランドのフラグシップ店のほかにも、安い商品やお土産を売る小さなお店もあります。ラントシュトラーセ通りの脇道にも、質の高い専門店ありますので、訪ねて見る価値があります。
グラーツ
ハウプトプラッツ広場の周辺
ここには、魅力的な小路にすてきなお店やブティックが建ち並んでいます。中世ではグラーツは重要な商業の中心地でした。この古き伝統は、現在みられる多数のお店に反映されています。この街最大のショッピング街はヘレンガッセ通りで、さまざまなお店や休憩場所があります。アート好きの人は、アンティークはもちろん、モダンアートや革新的なアート、工芸品などで有名なザックシュトラーセ通りを訪ねるべきです。そんな理由から、ザックシュトラーセ通りは、「アート・マイル」とも呼ばれています。
ザルツブルク
ゲトライドガッセ通りを外れた、もう一つのザルツブルク: リンツァーガッセ通り
エレガントなゲトライドガッセ通りを抜きにして、人々の関心を惹くのは、簡単ではありません。ゲトライドガッセ通りほども繁華ではないですが、だからこそ訪ねて見る価値ある所が、ザルツブルクの歴史あるリンツァーガッセ通りです。カプティナーベルクの後ろに隠れたこの通りには、たくさんのブティックや靴屋と、一軒の優れたミュージックストラがあります。美しいリンツァーガッセ通りはいつも、より人目を惹くゲトライドガッセ通りの妹的な立場ですが、とても魅力的な通りです。
インスブルック
マリア・テレジア通り
腰を下ろして、目の前を通り過ぎてゆく世界を眺めることは、ヨーロッパで最もすばらしい大通りの一つと言われる、マリア・テレジア通りでの最高の楽しみです。のこぎりのようにギザギザとした稜線を見せるノルトケッテを背景に、聖アンナ記念柱を中心としたこの大通りには、有名なカウフハウス・チロルを含む、大小のお店がたくさん軒を連ねていますから、マリア・テレジア通りは誰にでもそれぞれの楽しみを提供してくれます。この大通りの景観のすばらしさは、その歴史を中世からバロック時代まで遡ることができる、多数建ち並ぶ見事な建物によるところが大きいようです。
クラーゲンフルト
クラマーガッセ通りとアルター・プラッツ広場
ゴシックからバロック時代の建物が見られるクラマーガッセ通りは、クラーゲンフルトでナンバーワンのショッピング街であり、最も古い道であり、オーストリア初の歩行者天国です。クラマーガッセ通りには、美しいバロックやユーゲントスシュティール(アールヌーボー)様式の家々が建ち並び、この街の歴史的な中心である、古い中産階級の家々や王宮、お店やカフェがあるアルター・プラッツ広場へ通じています。これらの大建造物のほとんどは、16世紀から17世紀にイタリア人建築家たちによって造られました。このイタリアン・タッチは、クラマーガッセ通りや、その近隣にあるエレガントはお店やブティックにも見られます。そして、この街のいいところは、キンダーヴェルク・クラーゲンフルトで、お子様を預かってくれますので、ショッピングを心ゆくまで楽しめます!
www.visitklagenfurt.at
サンクト・ペルテン
サンクト・ペルテン最大のショッピング街クレムサーガッセ通りは、鉄道駅の反対側から始まります。ここではショッピングを楽しむだけではなく、歩行者ゾーンに建つ世紀末にできたすばらいい建築物が目を楽しませてくれます。例えば、建物41番は、ウィーン分離派の建築家ヨーゼフ・マリア・オルブリッヒのデザインによるものです。
www.st-poelten.at
ブレゲンツ
カイザーシュトラーセ通り
ブレゲンツはあまり大きな街ではありませんが、とても美しい街です。ショップは子供向けのファッションの店やジュエリー店などバラエティーに富み、伝統的な家族経営の店からデザイナー・ブランドの店までとさまざまですが、すべてカイザーシュトラーセ通り、および、その周辺に集中して軒を並べています。これは大きな利点で、買い物に余分な時間がかかりませんので、ストリート・カフェでリラックスしたり、コンスタンス湖とプフェンダー山との間に広がるすばらしい風景を堪能したりと、余った時間を有効に使えます。すばらしいことに、ブレゲンツの街の中心は、2006年に歩行者専用ゾーンに改修されました。
www.bregenz.travel
アイゼンシュタット
オーストリアの東の州都、アイゼンシュタットのハウプトシュトラーセ通りは、この街のメインストリートで、カフェ、ブティック、宝飾店や伝統衣装の店など、さまざまな魅力あるお店が集まっています。アイゼンシュタットの中心街は、約150もの店舗を誇っています。
www.eisenstadt-tourismus.at