日本とはここが違います
初めての訪問者へのヒント
オーストリアでは救急車は有料です。旅行保険に入っておくと安心です。
鉄道駅には改札口はありません。車内で車掌が検札します。地下鉄や路面電車、バスにおいてもチケットを持っていれば、使い初めに日時の刻印を入れるだけで、毎回チェックを入れる必要ありません。
日本でも今は同じですが、スーパーマーケットやドラッグストアでは買った品物を袋に入れてくれません。必要なときは袋は有料となります。
オーストリアの一階は日本の二階です。日本の一階は現地ではErdgeschossまたは0階と表示されています。特にデパートなど大型店舗の表示にご注意ください。
オーストリアでは水道水は飲むことができます。ウィーンでもアルプスの水を引いているので美味しい水が水道から出ます。 ミネラルウォーターも各種販売されています。炭酸が入っていないもの(ohne、あるいはstill)、炭酸が入っているものがありますが、炭酸水にも微炭酸(mild)、強炭酸(prickelnd)のものがあります。レストランでは水(Leitungswasser)は頼まないともらえません。一方、カフェでは水はコーヒーと一緒に自動的にサーブされます。
自転車の利用者が多いウィーンではリング通りなど、歩道も歩行者用レーンと自転車用レーンに分かれているところがあります。その場合は、危険ですので、自転車用レーンを歩かないようにしてください。横断歩道の前で信号待ちをする場合も、自転車レーンで待たないようにしましょう。
治安のよいオーストリアですが、都会のレストランやカフェでバッグを椅子の背に掛けて座るのはやめましょう。
日曜、祭日は、スーパーマーケットや商店などはお休みです。ただし、空港、中央駅など主要駅のスーパーマーケットは営業していて、食品などの必需品が買えます。
経済的なホテルに宿泊するときは、アメニティはご自身で用意しておきましょう。最低限のものしかありません。
公共トイレは有料です。クレジットカードが使えるところもありますが、50セントコインを一枚用意しておきましょう。(料金は2024年現在)
オーストリアでは歩行者は左側通行、車は右側通行です。車を運転する方は特に気を付けてください。バイパスなどの高速道路で、中央分離帯がない道路もあります。ラウンドアバウトもあります。高速道路は有料ですが、料金所はありません。ヴィニエットという券をガソリンスタンド等で購入して運転してください。
タクシーは日本のように手を挙げても止まってくれません。タクシースタンドを利用するか、無線タクシーに電話して来てもらいます。ウィーン市の行政サイトには、ウィーンの各区別に、どこにタクシースタンドがあるかリストがアップされています。地図ともリンクしていますので、あらかじめ調べておきたいときはご利用ください。詳しくはこちら。
オーストリアでは挨拶が習慣となっています。店でもホテルでも、山でも目があったらぜひ挨拶をしましょう。ここから人との交流が始まります。役立つドイツ語は下記をご覧ください。
オーストリア人はエチケットとして、食事は音を立てずに食べ、習慣として、鼻をかむとき時は日本人には馴染みのない大きな音を立てます。また、鼻をすする音を嫌います。
ウィーンで初めてコーヒーハウスができたのが1683年。コーヒー文化は330年以上培われてきました。日本でも今やコーヒーの種類はたくさんありますが、ウィーンでは30種類以上のバリエーションを挙げることができます。伝統あるカフェでは10種類、20種類は当たり前です。オーストリアではコーヒーはホットとかアイスではなく、きちんと名前で注文してください。コーヒーの種類はこちら
ウィーンのホイリゲでは、飲み物とメニューにあるものを頼んだ場合はテーブルまで持って来てくれますが、店内に陳列している料理は自分で選びに行き、係に盛り付けてもらい、その場で支払い、自分でテーブルに運びます。
挨拶
おはようございます
Guten Morgen(グーテン・モルゲン)こんにちは、ハロー(朝・昼・晩)
Grüß Gott(グリュース・ゴット)こんばんは
Guten Abend(グーテン・アーベント)さようなら
Auf Wiedersehen(アウフ・ヴィーダーゼーエン)どうぞ
Bitte schön(ビッテ・シェーン)ありがとうございます
Danke schön(ダンケ・シェーン)あっ、失礼!
Entschuldigung!(エントゥシュルディグング)便利な言葉と文例
はいJa(ヤー)
いいえ Nein(ナイン)
わかりません
Ich verstehe nicht.(イッヒ・フェアシュテーエ・ニッヒト)もう一度言ってください
Noch einmal bitte.(ノッホ・アインマル・ビッテ)ドイツ語はできません
Ich kann nicht Deutsch. (イッヒ・カン・ニッヒト・ドイチュ)英語でお願いします
Auf Englisch bitte.(アウフ・エングリッシュ・ビッテ)私は日本から来ました
Ich komme aus Japan. (イッヒ・コメ・アウス・ヤーパン)どちらの方ですか?
Woher kommen Sie?(ヴォーヘァ・コメン・ズィ?)私は花子といいます
Ich heisse Hanako.(イッヒ・ハイセ・ハナコ)あなたのお名前は?
Wie heissen Sie?(ヴィー・ハイセン・ズィ?)それは何ですか?Was ist das?(ヴァス・イスト・ダス?)
場所を尋ねる
すみませんが…
Entschuldigen Sie bitte.(エントゥシュルディゲン・ズィ・ビッテ)国立オペラ座はどこですか?
Wo ist die Staatsoper?(ヴォー・イスト・ディ・シュターツオーパー?)どこで両替できますか?
Wo kann ich Geld wechseln?(ヴォー・カン・イッヒ・ゲルト ・ヴェクセルン?)駅はどこですか?
Wo ist der Bahnhof?(ヴォー・イスト・デァ・バーンホーフ?)コインロッカーはどこですか?
Wo gibt es Schließfächer?(ヴォー・ギープト・エス・シュリースフェッヒャー?)郵便局はどこですか?
Wo ist das Postamt?(ヴォー・イスト・ダス・ポストアムト?)タクシー乗り場はどこですか?
Wo gibt es einen Taxistand?(ヴォー・ギープト・エス・アイン・タクシーシュタント?)トイレはどこですか?
Wo ist die Toilette?(ヴォー・イスト・ディ・トワレッテ?)左に links(リンクス)
右に rechts(レッヒツ)
レストランで
日替わり定食をお願いします
Ich nehme das Tagesmenü.(イッヒ・ネーメ・ダス・ターゲスメニュー)あちらのあれと同じものにします
Geben Sie mir bitte dasselbe wie das dort.(ゲーベン・ズィ・ミァ・ビッテ・ダスゼルベ・ヴィー・ダス・ドルト)ここのお勧め料理はなんですか?
Was ist Ihre Spezialität?(ヴァス・イスト・イーレ・シュペツィアリテート?)乾杯!Zum Wohl!(ツム・ヴォール)
ウェーターさん!Herr Ober!(へァ・オーバー)
ウェイトレスさん!Fräulein!(フロイライン)
お勘定をお願いします
Zahlen bitte! (ツァーレン・ビッテ)ショッピングで
ちょっと見せてもらっていいですか?
Darf ich mal schauen? (ダルフ・イッヒ・マル・シャウエン?)それを見せてください
Zeigen Sie mir bitte das. (ツァィゲン・ズィ・ミァ・ビッテ ダス)…がほしいのですが
Ich möchte … haben.(イッヒ・メヒテ … ハーベン)これはいくらですか?
Wieviel kostet das?(ヴィーフィール・コステット・ダス?)交通
[列車のチケット]
直接、窓口で買う場合:ザルツブルクまで、1等(2等) 片道一枚ください
Einmal nach Salzburg einfach erste (zweite) Klasse, bitte.
アインマル・ナッハ・ザルツブルク、アインファッハ・エアステ (ツヴァイテ)クラッセ、ビッテ[タクシーの運転手に]
○○○○ホテルまで行ってください
Fahren Sie bitte zm Hotel ○○○○.ファーレン・ズィ・ビッテ・ツーム・ホテル ○○○○お釣りは取っておいてください
Stimmt schon!(シュティムト・ショーン)