ワッハウのアンズ団子

  • Classics
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  • Dessert
レシピ制作: レナーテ・ワーグナーのレシピによる

ドナウ川のワッハウ渓谷はアンズの産地で、ワッハウのアンズは大きくて味が濃くEU指定のブランド品になっています。このレシピではワッハウ産のアンズを使っています。

作り方

  • 調理時間: 60 分
  • 10 個
手順 1

作り方

柔らかめ(室温)のバターにバニラシュガーと塩少々を加えてクリーム状にする。卵にトプフェン(クワルク)と小麦粉を加えて混ぜ、全体を滑らかな生地に仕上げる。丸めてホイルで包み、涼しい場所で約30分寝かせる。

ヒント:トプフェンやクワルクは日本では入手が難しいので、フロマージュブランや水切りヨーグルトで代用することもできます。

手順 2

アンズの種を取り除く(木べらで押し出すか、切り開いて)。アンズ1個に角砂糖1個を入れる。

手順 3

台に粉を振り、生地を厚さ約5cmのロール状にし、包丁で10個に切り分ける。ひとつづつ手のひらで少し平らにし、真ん中にアンズを載せ、生地を折りたたんでしっかり穴をふさぐ。小麦粉を手に振りかけ団子の形に整え、打ち粉をした台の上に置く。 

手順 4

大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩をひとつまみ入れる。沸騰したらアンズ団子を入れ、10~13分ほど茹でる。その間、団子がくっつかないように時々軽くかき混ぜる。

ヒント:団子が崩れないように、アンズを詰める前に試し茹でをしてみるとよいでしょう。必要に応じて、柔らかすぎる生地は少量の小麦粉で、固すぎる生地はバターで修正します。

手順 5

その間にフライパンにバターを溶かす。パン粉を加え、シナモンで味付けし、黄金色になるまでローストする。最後に砂糖をたっぷり振りかける。

材料
団子の生地の材料:
まぶし用材料:
ご存じでしたか?

伝統的なアンズ団子は、ワッハウの代名詞と言えます。そして、オーストリアらしく異文化に対してオープンで、うまく異文化を融合してきたことを示す一例でもあります。原産が中国であったアンズ、もともとポリネシアの植物からできた砂糖、団子料理というオーバーエステライヒ州の調理法を組み合わせた名物料理なのです。EUは、独自性を持つ物にブランド指定を設けています。ワッハウのアンズもその一つで、ワッハウのアンズ農家は厳しい規制を難なくクリアし、ヨーロッパ全土で通用する保護原産地呼称の証明書を取得し、この貴重な果実「ワッハウ・アンズ」は最高級品として認定されています。

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