アプフェルシュトゥルーデル
- Classics
- Sweet
- Vegetarian
- Dessert
このレシピで、アップルシュトゥルーデルはウィーン発祥の味となります。その秘密は、りんご、サルタナ、ナッツ、シナモンです。
作り方
- 調理時間: 70 分
- 8 皿
生地は自分で用意するか、市販のものを使う。レーズンはラム酒を振りかけ、浸しておく。
ナッツ入りパン粉の作り方:
ナッツのパン粉は、フライパンバターを入れ泡立つまで加熱する。パン粉を加え、中火できつね色になるまでゆっくり揚げる。最後に潰したヘーゼルナッツを入れて、手早くかき混ぜで火を通し、火から下ろす。
リンゴは皮をむいてスライスし、レモン汁をさっとかける。リンゴの酸味に応じて砂糖を加減し、クローブパウダーとシナモンパウダー(多めに)を混ぜる。オーブンを180℃に予熱し、適当な耐熱皿にバターを塗る。
出来上がった薄いシュトゥルーデルの生地をオーブンペーパーの上に置く。生地の約半分の面にナッツ入りパン粉を均一にふりかけ、その上にリンゴとラム酒に浸して置いたレーズンを散らす。生地の残り半分の面にたっぷりと溶かしバターを塗り、両端のヘリを折り曲げ、シュトゥルーデルをクルクルと巻く。端をしっかりと封じ、シュトゥルーデルを持ち上げ、焼き皿に移す(通常の厚いパイ生地を使った場合は、リンゴの詰め物は生地の中心に置き、両端のヘリを中央に向かって折り曲げていき、封じるヘリをしっかりと押さえつける)。
生地によって、溶かしバター(シュトゥルーデル生地)または卵(パイ生地)を塗り、きつね色になるまで40~50分焼く(パイ生地は少し短めに焼く)。できあがったシュトゥルーデルを取り出し、冷ましてから粉砂糖をふる。常温または冷蔵庫で冷やしてサーブする。
材料
ロ・シュトゥルーデル、シュトゥルードル、シュトゥルードラ、シュトゥルックリ......イタリア、スロベニア、スロバキア、チェコの隣人たちは、空気をたっぷり含んだパリパリ生地とジューシーなフィリングでできた甘い夢のようなお菓子をこう呼びます。しかし、ドイツ語の「シュトゥルーデル」だけは、日常的な英語として定着しています。ウィーンのアップフェルシュトゥルーデルがいかに国際的に有名になったかを示す強力なシンボルです。この美味しいお菓子がウィーンで生まれ変わるまでには、アラビアからオスマン帝国、バルカン半島を経由する長い旅路があったことを忘れてしまいがちです。しかし、その長旅にはそれだけの価値はありました!